屋根塗装の工事期間というのは、塗るだけではなく乾燥させ掃除をし、足場を撤去するまでの工程を指しており、作業人数と季節や天候で変わるものです。

「作業人数が多ければ期間を短縮できるのでは？」と考える方もいますが、大人数で屋根に上がってしまうと屋根が破損する恐れがあるため、工事期間は短縮できません。作業者の人数は屋根の耐久度によって増減するので、日数が気になる方は業者に確認してもらった上で作業期間を尋ねましょう。

このほか、足場組みに参加する人員は、多いほどスムーズに作業が進みますが、組んだその日に塗装に入ることは稀なケースです。確実に固定できているかを確認するためにも、少なくとも一晩は様子見が入ります。

いざ塗装となった際も、作業者が塗料の準備から塗り上げまで全て担当することは珍しく、分担して作業が進められます。塗料の準備、運搬、塗り上げなどを分業した方が、確実に工事期間が短くなるためです。

塗料を乾燥させるには、天気の良い湿気の少ない時期が最適です。そのため、夏や冬よりも春や秋の方が空気が乾燥しているので、工事日数が短くなる傾向にあります。